こ

今ひとたびののこのネタバレレビュー・内容・結末

今ひとたびの(1947年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも煮えきらない二人にやきもきしたが、あの最後の時間の凝縮具合にやられた
今生の別れかもしれない二時間ってどういうものだろうか、もうあの世に二人しかいないみたいな空間どうしたってグッと来ちゃう、時計と棒立ち姿に煽られ..
戦争を知る人にすればもっとたまらないものだろうか
新しい生活、ということばにどきっとしてしまう、いつだって人間は新しい生活を迎えてきたのだな
花にあの人の姿が浮かんでくるように、誰かを想うことは温かな気持ちとともにあってほしい
ダムに吸い込まれていく人間たち
都会の谷間 って良いことば


それにしても大隈講堂らしかったが大隈講堂かな...
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