上海十月

英雄の条件の上海十月のレビュー・感想・評価

英雄の条件(2000年製作の映画)
3.0
追悼フリードキンで鑑賞。ベトナム戦場から始まり、フリードキンらしくないなぁと思っていたら法廷物に。イエメンのアメリカ大使館への暴動で海兵隊よる市民83人の虐殺をベトナム戦の戦友を弁護するハメに陥るトミー・リー・ジョーンズ。こんな事件あった様な?でもアメリカ兵がイエメンの住民に銃撃しただけでも大スキャンダルだ。フィクションだった。しかし、イエメンは、政情不安定地帯で起こり得るかも。と思っていたら2012年9月14日日本経済新聞より「イスラム教の預言者、ムハンマドを中傷する映像が配信されたことに伴う反米デモは、14日未明までにバングラデシュなど中東域外の国も含む10カ国以上に広がった。イエメンの首都サヌアでは13日、治安部隊が発砲して死者4人が出た。14日はイスラム教徒の礼拝日である金曜日に当たり、中東各地では大規模なデモの実施が予想されている。」それでも地元の治安部隊。フリードキンは、敬愛する黒澤明の「羅生門」やりたかっただけなのだ。やけに回想が多いと。しかし、都合のいい話が後半やってきて、これでいいのか?アメリカという感じだ。
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