ヒロとっくくんPART2

吉原炎上のヒロとっくくんPART2のレビュー・感想・評価

吉原炎上(1987年製作の映画)
3.8
過去鑑賞記録。 2021年2月25日

原作は 画家であり、 作家でもある、 斎藤真一 さん。
彼の絵の数々は、 映画のオープニングのテロップでも見れます。
私は学生の頃、 この人の画集買って、 初めて吉原遊郭の存在を知りました。


映画の舞台は明治、
久乃という少女が 吉原遊郭に売られるところから始まる。

久乃は のちに、 花魁まで成り上がったので、
花魁衆 中心に物語が進んでいくが、
もっと見習い時代の 苦労話が見たかったなと個人的に思います。

遊女たちは、 化粧落とした顔がギャップが激しかった。
私は俳優に疎かったので少し誰が誰だか分からなくなっちゃいました😅

華やかな世界の裏で、
客の子供ができたら、 ほおずき使って中絶したり、
のりを溶かしたもの?? みたいな液体で愛液の代わりに使ったり、
苦痛に満ちた裏の顔がありました。


80年代の大衆娯楽映画としては、
まあまあ 見応えがある作品だと思います。

吉原遊郭…、 色と欲の街と 言われる由来が よくわかりました。