土平木艮

劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダルの土平木艮のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

●前から気になってたヤツ。時間も65分と短くてサクッと観られた。

●『仮面ライダー×暴れん坊将軍』という、言葉を失ってしまうレベルの革新的コラボが観られる作品。

●基本は勿論『仮面ライダーオーズ』。平成ライダーは『クウガ』『アギト』『555』、あと"ニチアサ"ではないけれど『アマゾンズ』とかのシリアス系が好きで、それ以外は殆ど知らない。当然『オーズ』も知らなかったけど、大体の設定は理解できるので全く問題なし。

●オーズ本編で言えば『大きすぎる欲望が、逆に世界を救う』という設定が画期的。

●酒井美紀が悪役?で出てる。レギュラーで宇梶剛士も出てるし、昭和の頃と比べると『ライダー』のブランド価値はかなり上がってる模様。
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●で、この作品の肝の『江戸時代』パート。尺は大体20分くらい。

●でも、インパクトは絶大。

●ライダーのピンチに、白馬に跨って例の『🎵テテテ〜ン…』のテーマに乗って颯爽と現れる上様(馬で怪人達を跳ね飛ばす)。

●変身したライダーでさえ手こずる敵を、例の『殺陣の曲』に乗って、刀でバシバシ薙ぎ倒す上様。

●馬でライダーのバイクと並走する上様。

●最後はライダーに向かって『成敗!』と声を掛けて、敵へのトドメを促す上様。

●殺陣のシーンでの上様の見せ場は正味3分程度。短く感じるけど、観てるこちらのテンションは爆上がり!すごく満足した。

●『貧乏旗本の三男坊⇄将軍』と立場を使い分ける、まさに江戸時代の変身ヒーロー。馬にも乗ってるからそれこそ『仮面ライダー』。

●ちなみに『暴れん坊将軍』の映画化は成されて無かった模様。上様、今作が銀幕デビュー。

●『今回のライダー映画、暴れん坊将軍とのコラボにしましょう!』って言い出した人が必ずいるはず。その人の感性に感服する。天才か?どうかしてるか?どっちか。

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●親子三代揃って楽しめそうな作品。
土平木艮

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