悪家老・結城大乗の奸計により、父を殺された近江国・尾形城主の若君・雷丸は、逃げる途中で巨大な竜に襲われるが、大鷲に助けられ飛騨国・蝦蟇ヶ岳に運ばれた。それから十余年、一人前の忍者に育て上げ…
>>続きを読む上州沼田の城下にさしかかった水戸黄門一行は、討手を相手に苦戦している武士を救う。彼は沼田の城主・黒田河内守の家臣・山吹半四郎といい、側室のお市の方が黒田家の横領を企て、正統の相続者・綾姫が…
>>続きを読む遠くに浅間山を仰ぐ上州松井田の宿。旅烏のりゃんこの弥太郎が草鞋を脱いだ貸元・虎太郎は、ヤクザ渡世の親分衆の中でもよくできた男だった。その虎太郎の娘・お雪は、どこか並みの旅人と違う気品を漂わ…
>>続きを読む時は徳川八代将軍吉宗の治下。伊賀の国二万三千国の大名・柳生家伝来の名器“こけ猿の壺”。その壺に隠されたという百万両の軍用金の秘密をめぐり、柳生家・柳生源三郎、大岡越前守、隻眼隻手の怪剣士・…
>>続きを読む寛永八年、二代目将軍・秀忠は重い病を患っていた。一方、駿府城にある家光の実弟・忠長が不気味な動きを見せる。これを憂慮した老中・阿部豊後守忠秋は、伊賀忍者三ノ組組頭・甚伍左を呼び、秀忠逝去ま…
>>続きを読む霧の小次郎に助けられて赤柿玄蕃の手を逃れた上月右門の娘・桔梗は、小次郎から笛吹童子の笛を盗むように命じられる。だが、笛吹童子が父の主君・菊丸であると知った彼女は菊丸を逃がすが、それを知った…
>>続きを読む戦国の世を平定した豊臣秀吉は、福島正則の家臣・山城大力丸に、大阪城の隠し砦の絵図面守護を依頼する密書を甲賀流忍術の戸沢白雲斎のもとに届けるよう命じる。だがその途中、大力丸は伊賀流忍者の石川…
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