37年、マキノ雅弘監督、モノクロ、スタンダード。牧野省三監督「豪傑児雷也」(21)のリメイクのようだ。
主人公「自来也」は江戸時代の読本の人気キャラクターで、歌舞伎や講談にもなっているらしい。
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短い尺数の中にマキノ(正博)雅弘の映画の上手さが詰まっている。小気味よいテンポのカット割、遠近・同一軸上のマッチカットとアクション繋ぎ、役者の芝居を見せる長回し、さらに人物が消えたり現れたりする原始…
>>続きを読む○感想
面白かったです。
特別な力を持った二人が、特別な力は持たない悪に復讐する話。
こういう書き方をすると面白くなさそうだ笑。まぁ敵の一人が妖術使えるけれど。ヒヤヒヤは全くしなかった。
大げさな…
古い映画なので、映像はぼけぼけで、セリフも聞き取りにくかった。だけど、特殊能力を持つ主人公が悪人に復讐するというストーリーはわかりやすくて、そこそこ楽しめた。
仇(かたき)の一人に名乗るときのしつこ…
期待通り。観賞者が観たいものを十分理解している素晴らしさ。B級遊園地みたいな大蝦蟇に乗ってのバキバキな口上や、悪者顔ですごい罵倒して終わるの笑う。英雄ではなく復讐者。カクレンジャーの構図にリスペクト…
>>続きを読む大ガマに乗る妖術使い自来也(児雷也)、敵対する大蛇丸や、蜘蛛を操る綱手との妖術合戦を痛快に描く。片岡千恵蔵の歌舞伎のような大見栄と高笑いが、豪傑たちの豪快な冒険活劇のワクワク感を盛り上げる。"NAR…
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