実話であったということを差し引いても、やはり画面を直視することはできないほど。
見終わった後は憂鬱で暗い気持ちになってしまう。
しかしキャストは適役で、特にゲイリー・オールドマンの悪徳ぶりはすさまじく演技してるとは思えないほどだ。
容疑者役のケヴィン・ベーコンも完璧になりきっている。
裁判の部分には生き続けていくことへの希望が込められており素晴らしいシーン。
ただ映画としては実話だった事をそのまま映像化しただけであって、もう少し脚色部分を加えても良かったと思う。
例えばジェームズとヤングの友情を築く場面だとか。