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すべての道はローマへのcollinaのレビュー・感想・評価

すべての道はローマへ(1948年製作の映画)
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はちゃめちゃだわ、おいおいおい、って、展開が続くけれど、笑えるし、主演2人と口うるさいお姉さん、周りの愉快な登場人物のおかげで見ていられる。

まさにもう、スクリューボールコメディでも、スラップスティックでもあるような。
フランス映画にもこんな作品があるんですね。

ジェラール・フィリップが三枚目を演じていますが、髪の色を変えようが、そばかすだろうが、眼鏡をかけようが、やっぱり、素敵です。けれど、おかしな声音、歩き方、行動で、暴れていると、やっぱり、三枚目なんです。完全な三枚目。悲劇も喜劇もできるそんなところが彼の魅力の1つです。ミシェリーヌ・プレールとの相性も抜群。酔っ払っている2人のおかしさといったら。

「眼鏡を外して、髪を整えたら、素敵よ」って、あのジェラール・フィリップに言うの!?って爆笑。

おかしさ満載、気分爽快なコメディ。

ジェラール・フィリップの魅力にますますのまれていく今日この頃。
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