ミミック

FAKEのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

FAKE(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

・森達也の作品を見終えたあとはだいたい、一方的なメディアの報道を鵜呑みにする我々に対する違和感について考えてしまう
・あとこの作品は「ドキュメンタリー」というよりは森監督の「映像作品」という位置付けがしっくりくる
・気になったとこ…TV関係者の面の皮が厚さ、猫の目のアップ、左手の包帯、盲目の女性が使う自動点字表示装置、悪者設定のジャーナリスト神山典士、英語→和訳→手話通訳の取材
・森「最終日ですが、まだ隠してることはありますか?」佐村河内「う~ん…」で幕、まさに「ドキュメンタリーは嘘をつく」が頭に浮かんだ
・作曲シーンから奥さま含めた3人での視聴シーンまでの画面に対しての集中度が凄かった、というかこのシークエンスだけすっぽりと浮いてる印象を受けた
・被害者のふり、仲間のふり、神妙なふり、理解あるふり、正義のふりなど様々な「FAKE」について考えた
ミミック

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