やっぱりフェリーニの映画は終わり方がとても好きです。
年をとって何かを忘れてしまった二人が覚悟を決めた瞬間に全てを取り戻して笑顔で眠っていくみたいな感じがしてとても切ないけど最高の救いがあるラストで…
この作品の終盤のシーケンスは何度観ても完璧。
いや何もかもが完璧だが、なによりも特筆すべきはマストロヤンニとマシーナの素晴らしい演技だ。
画面の中にいるピッポとアメリアが
本当にかつて一緒に踊り…
テレビ局まわりのこと盛り込んでないで2人に重点おいてもう30分くらい短く纏めれたろと思ったけど後半は最高 やっぱフェリーニ通俗的にきめるところは上手いわ
初期の頃を彷彿とさせる作風が"老い"という主…
やや苦手なフェリーニだが、テレビ業界が威張りくさってたのを気に入らなかったのだろう、分かるよ。フレッド(マストロヤンニ)が「そもそもタップダンスってのはね」って語り出すシーンが好きだな。勝手に口を開…
>>続きを読む『カビリアの夜』でマンボを踊っていたジュリエッタ・マッシーナのことを思い出して、泣いてしまう
魔法が使えなくなってしまった時代でも、かつてのようにただ杖を振り続ける、その姿がなにか別の異様な雰囲気を…
魂の相棒ニーノ・ロータを亡くした時点で彼の頭には"負け試合"という言葉が浮かんできてたんじゃないだろか 理路整然とした一本筋の物語から常に全力で背を向けてきたフェリーニとはいえ、この作品はいつにも増…
>>続きを読むこれを超える別れのシーンなんて絶対にない
監督としての色、思想が鮮やかに出ていてサーカスやSFのような舞台裏、幻想的な美術セット全てが魅力的
フェリーニは多少見ていて、役者達はよく見た顔が揃って…