Tokyo Drifterというタイトルでクライテリオン・コレクションからもDVDがリリースされている、ヤクザ映画のクラシック
レフン、チャゼル、そしてタランティーノが影響を受けたと公言しているらしい
一般人になった元最強ヤクザ・不死身のテツが、暴力団が関わる不動産トラブルに巻き込まれ、やむ無く地方を巡るが敵対組織から追われる...みたいなストーリー
(設定がかなり分かりづらかった)
こんなジャンルの映画なのに美術には何故かものすごいこだわっていて、昭和歌謡ショーっぽいセットにヤクザが集うシーンが若干シュール
あまりにもしつこい主題歌や露骨な劇中コマーシャル(「このドライヤーとっても良いのよ〜」のセリフと共に商品パッケージが映る)など、何もかもが今の映画と違っていて斬新
なんかよくわからない美学みたいなのを感じられる