キュラソー

東京流れ者のキュラソーのネタバレレビュー・内容・結末

東京流れ者(1966年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

複数台の車の走行ぶりが物々しい音楽と共に挿入されるところで何となく「ドン・シーゲルっぽい!」と思ったが、登場人物がやたらと電話でやり取りをするところや、主人公が組織の中で孤立した状態で闘いを強いられて苦い勝利を納めるところまでめっちゃドン・シーゲルだった(ここでいう「ドン・シーゲル」は主に70年代を想定しているので、本作が先にあるわけだが)。ドン・シーゲルの映画なら、最後に女性は連れて行くと思うけど。

闘いのさなかに『東京流れ者』を口ずさんで相手を攪乱させて、ことごとく勝利していく出鱈目さ加減が良い。
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