このレビューはネタバレを含みます
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いやあ、不死鳥の哲もかっこいいが、流れ星の健も負けず劣らずだ。
義理なんちゃ捨てちゃいねぇ!
そうするしか仕方がねぇんだ!
東京流れ者を歌いながら現れる哲。もちろんBGM付き。
それを耳…
セット、決められた衣装、何度も歌いながら現れる主人公。どれも現実にはありえないのに、それが徹底されているために圧倒的な説得力がある。
特に目を奪われる衣装の色使い。それぞれのパーソナルカラーに意味が…
広大なスタジオをそのまま使ったナイトクラブ アルルの階段と置き物とピアノ以外何もないだだ広い空間 かっこよすぎる
あと組の事務所マンホールの赤や白に変わるシーン銃撃の構図 超クール
拳銃を上に放り投…
荒れたモノクロ画面の導入部。殴られるままに我慢する哲。起き上がる野良犬。壊れたオモチャの拳銃。くすんだ赤が目に沁みる。「もう一度頼む。これでもう三度めだ。頼むから俺を怒らせないでくれ」。哲の叫びにか…
>>続きを読むヤクザ絡みの映画には到底不釣り合いに見えそうなポップで色鮮やかな洋服、家具、建物内部。こんなの絶対的に不自然なはずなのに、なぜか自然に見えるの超かっこいい。清順氏の映画へのこだわりが分かる。リアリテ…
>>続きを読む初鈴木清順。
木村威夫の美術はすばらしいです。セットのデザインやカラフルな色彩の中を舞台を見ているような演出で展開していくのは見ていて楽しかった。
真面目な話なんだけどもところどころクスッとしてしま…
初体験?の「鈴木清順」監督作品。
この人天才か!?
なんだこのカッコよさ!
『清順美学』ってのに脳天をかち割られた感じです。
みすぼらしい(失礼)風体から勝手に、小難しい文芸調作品を好む監督だと…
日活株式会社