デモンズすぐ死ぬ笑
ホラースタンダードと言っても過言ではない本作。内容は、上映中の作品と同じことが映画館で起こり場内は大パニック、というもの。この時代(1985年公開)ではかなり斬新な設定だったのではないか。
また、光と影と血の美学はさすがダリオ・アルジェント。いい仕事してると感じた。
まあ、全体的にはツッコミどころが多い。謎の回収もされない。
お前はデモンズ側ちゃうんかい!
とか
結局お前誰なん?
とか
デモンズ弱いやん殴られて死ぬやん斬られて死ぬやん
とか
ファントムブラッドやん(映画のほうがオリジナルかも)
とか
たがこの作品に刺激を受けた創作物も、たくさんありそうである。あーこれあれの元ネタかも、というポイントは多かった。つまり良い作品。
私的見どころは立ち回り。映画館の中でバイクが縦横無尽に走る、ヘリが落ちてくる。これは観たことなかった。日本刀振り回すし。笑っちゃった。
ラストは驚いた。どうせそうでしょ、と思わせといてパート2を匂わせてからの、そうきたかーーーーー! だった。
ホラーファンを自称するなら、必ず観なければならない教科書的作品。観られてよかった。