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バルカン超特急のScreen7のレビュー・感想・評価

バルカン超特急(1938年製作の映画)
3.8
久々のヒッチコック!列車内で失踪した老婦人を探すサスペンス。さっきまで一緒に話していたはずなのに、周囲の乗客に聞いても「そんな人は見てない」と言われ、挙げ句の果てには妄想と心配される始末。ツイードの服、窓に書いた文字、特別な紅茶など、フロイを見失う前の記憶を辿って懸命に捜索を続けるアイリス。おせっかいだけどお人好しなギルバートの手助けもあって、着実に手掛かりを集めていきます。終盤の展開には驚かされたー。失踪事件の背景に隠されていたエピソードは、この時代ならではの設定だなぁ、と。暗号の伝え方がちょっと可愛い。
クリケットの試合に絶対間に合わせたい英国男性コンビが良い空気を作っていたな!イギリス人のお茶文化が規則的なのがいいね。
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