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レニー・ブルースのchaooonのレビュー・感想・評価

レニー・ブルース(1974年製作の映画)
3.6
ボブ・フォッシー監督×ダスティン・ホフマン主演✨✨
実在のコメディアン⭐️レニー・ブルースの過激でスキャンダルな半生を描いた伝記映画。

全編モノクロでスタイリッシュに、淡々と描き出すこの空気感はさすがフォッシーと行った感じ🖤

暗い客席から覗く人々の視線、立ち込めるタバコの煙🚬
ストリップ店での露になった女性の肢体❤️
そんなカットの一つ一つがお洒落でムードがある❣️

スタンダップコメディアンとして人気を博したレニーは、かなり際どい芸風。

「もっと不愉快なやつを」

と切り出す内容は、人種や性差別を用いた攻撃的な笑いや卑猥な言葉。
人気が出る程にどんどん過激に、そして警察沙汰、裁判沙汰に発展。
それに伴うように、離婚やドラッグで荒む彼自身。

次第にステージでのパフォーマンスも趣旨が変わっていき、もはやコメディアンなのか、なんなのか🙄
世の中に波紋を呼んだ人物だということはわかったわ。
ダスティン・ホフマン・オンステージな終盤の長回しの緊張感が凄い👏🏻✨

そしてラストショットが結構ショック😨
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