Jumblesoul

レニー・ブルースのJumblesoulのレビュー・感想・評価

レニー・ブルース(1974年製作の映画)
4.5
最初は50年代のストリップ劇場が物語の舞台。
タバコの煙とビバップ・ジャズの生演奏をバックに踊るダンサーが恰好いい。
ステージ・チェンジの際に主人公レニーの下品な漫談が入る。100%大人の世界である。
今では普通の映画でも当たり前に出演者が喋っているような内容のトークが猥褻とされ有罪となり、営業許可も剥奪され最後は変死体で発見される。
最初に観た時はあまりにも救いの無い話に愕然としたが、何度も観ると深い味わいを感じる傑作。
ダーク・サイドのダスティン・ホフマンの名演を堪能できる他、カンヌで女優賞を受賞したバレリー・ペリン等脇役達の好演も見逃せない。
マイルス・デイビスの演奏が数曲使用されている。
Jumblesoul

Jumblesoul