えり子

二十歳の死のえり子のレビュー・感想・評価

二十歳の死(1991年製作の映画)
4.0
アルノー、デルプシャン監督のデビュー作です。そして代表作。その後は、ダラダラした作品になってしまった。
わずか54分の短い時間で、人間の生と死、世代間の確執、を切り取った演出は見事でした。
俳優もいい演技でした。
寒々とした風景描写、若者達がサッカーをする場面や、議論するシーンも記憶している。
自殺した青年は一度も画面に出てこないのに、彼の存在が周りに影響するのです。
原題は、死の人生と訳せばいいのかしら。
フランス語が分かればなあ。
えり子

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