松岡茉優

未来惑星ザルドスの松岡茉優のレビュー・感想・評価

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)
4.5
傑作。すごすぎる。終始赤ふんどしのショーン・コネリーだけに留まらず、石頭から大量の銃が出てきたり、未来都市のビジュアルや世界観などにとにかく圧倒される。加齢や死から解放された世界というどう考えても逃げ場のない設定が良すぎ。争いがなくなりなんでも多数決で決める世界観は現代と通じるものがあるものの、多数決により罰を受けると歳を取らざるを得ない(しかも見た目がそのまま)という残酷さがエグすぎる。老人達のみ集められた部屋のインパクトも強すぎ。あと、勃起のメカニズムを解説するところめちゃくちゃ笑った。MCUの『エターナルズ』は本作に多少影響を受けているのか?撮影も神がかっているので、今年はジェフリー・アンスワース作品観ていこう(『世界殺人公社』もこの人だったのか!)
松岡茉優

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