嗚呼、ザルドス！おー、ザルドス！待ちに待った、ザルドス！やっと観れたぞ、ザルドス！
スクリーンから容赦なく漂う秘宝館臭に終始酔いしれることのできるSF超大作の決定版。
でもインパクトのある意味不な世界観とは裏腹に、実はユートピアの仮面を被ったディストピアからの脱却を描いた非常に考えさせられる内容で正直驚いた。なんでも見た目で判断してはダメ、ゼッタイ。
巨大な神の口から滝のように溢れ出る銃やライフル（銃は善なり、ペニスは悪なり）。ア◯クサを彷彿とさせる人工知能。勃起の説明。コネリー氏のモッコリさん。タキシード姿の爺さんたち。迸るオッパイ。マジックで描かれた口髭。大量殺戮。そしてまさかの「オズの魔法使い」････全てにおいて容赦がない。手加減なしである。だから大好物。
彼は破壊者か、解放者か、それとも剛毛者か。。。。ジェームズ・ボンドのイメージを覆す毛むくじゃらの獣人戦士を演じたショーン・コネリー氏に拍手を！！
当たり前を疑うたる今現在に通じる思考回路を目覚めさせる全人類必須の重要作。我らの神を畏れよ。汝、光なり。
