Harigane

或る夜の出来事のHariganeのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
4.0
<あらすじ>
大富豪銀行家アンドリュース(ウォルター・コノリー)の娘のエリー(クローデット・コルベール)はウエストリーとの結婚を勝手に決めると、アンドリュースから逃げ出してウエストリーのいるニューヨークへと旅立つ。
ニューヨーク行きのバスで新聞記者のピーター(クラーク・ゲイブル)と隣り合わせになると、色々と意見を衝突させながらもピーターはエリーを様々な苦難から助けていく。
徐々にピーターに心通わせていくエリーであったが・・・

<感想>
お嬢様と新聞記者の旅🚌
このシチュエーションは「ローマの休日」と同じですね✨
観ていて「おっ!これは!!」とテンション上がっちゃいました🎶

第一印象としてはよくなかったピーターだけど、文句を言いながらも困っているエリーを色々と助けていく🙂
そりゃあ、エリーも惚れてしまいますよね💓

王道のラブコメといった感じで、とても面白かったです。
ピーターとエリーのやり取りがとても初々しく、喧嘩さえも微笑ましく感じてしまいます☺️

エリーを探して探偵が訪れた際に夫婦を装う2人👫
そのまま夫婦喧嘩を演じる流れもとても面白かったです😆

そして一番好きだったのはヒッチハイクをするシーン。
ピーターが「まぁ見てな」とイキって親指を立てて車を止めようとするも一台も止まらず。。
エリーが代わって少し足を見せると一発で成功👍🏻
このシーンは笑ったなぁ🤣

今作のキーワードでもある『ジェリコの壁』。
これはとても素敵でした💫
相部屋に泊まるも紳士的なピーターはジェリコの壁だと言って部屋の間にシーツをかけて壁を作る。
ヨシュアがラッパで吹き飛ばした壁だそうですが、この壁が素敵な感動を迎えてくれました📯

こういった昔の名作を観るのもいいものですね🌟
エリーの父アンドリュースは嫌な父親かと思ってたのに、実はめっちゃいい人でした😂
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