このレビューはネタバレを含みます
【反抗】
脚本、笠原和夫と森田新で贈る加藤泰の「戦中・戦後三部作」の完結篇。
★ストーリー★
敗戦後の混乱期、戦争から帰ってきた男たちがいた。そのひとりは元・海軍大尉だった川田(安藤昇)で、副…
凄まじい殺気に満ちた映画。素晴らしいの一言。なにより桜町弘子。何なんだこのパワーみなぎる圧倒的演技は。恐るべき女優魂。そして主演安藤昇。この男気。男なら間違いなく惚れる。小池朝雄はどんな作品に出ても…
>>続きを読む画面の中で物体が動くことを制限し、それ故に浮き上がるそれぞれの輪郭が特権性を帯びる。まあそんなことは置いておいて、とんでもなくやるせない気持ちにさせられる映画。安藤昇も小池朝雄も環境が違うだけでどち…
>>続きを読む加藤泰監督シリーズ
珍しい現代劇といっても敗戦直後。特攻隊の生き残り(!)が遺族のために外国人から闇物資を強奪して分け与えたりしているのだがリーダー格の安藤登は逮捕され後を小池朝雄に託すが。一種の刑…
序盤の写真と同じ配置になる構図とか、構図バシッと決めて長回しとか、絵を楽しめる。
下痢の長回しショットからの舞台演劇みたいな古畑的演出にはびびった。
キャッチボールといい、医師の会話といい、1画面を…
安藤昇主演、そして加藤泰監督作品を初めて観た。
安藤昇は本物のヤクザから俳優になったから本格的な演技を勉強していないだろうが、表情豊かでないところがこの役にピッタリハマっている。
小池朝雄が珍しく…