男組と聞いても、「男闘呼組」が思い浮かぶ(そもそもそれさえ世代が違う)感じで原作も未読ですが、割と楽しめました。
「クローズ」の70年代版とも言えそうな雰囲気はザ・70年代の荒唐無稽な東映路線そしてほぼ同時期の「暴力教室」も思い出すもので、おでこに刀で「犬」と刻まれたり唐突にアメフトの格好(この当時はアメラグと呼んでいたんですね)になったり、ラグビーボールで戦ったり鋼鉄のギブスが登場したりと期待を裏切りません。内容の濃さに反して終盤の戦いはあっさりしていますが続編も有るみたいなのでそちらにもちょっと期待します。