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赤い山のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

赤い山(1951年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1865年。
南軍はシェナンドー渓谷で北軍のシャーマン将軍から猛攻撃を受けた。
北軍の勝利は近づいていたが、広大な西部では未だ勝敗は分からなかった。
南軍の勝利に最後の望みをかけて南軍のゲリラ部隊長クアントリルは「赤い山」へと向かった。

ブロークン・ボウ鉱物分析官事務所で分析官のブレーデンが殺された。
犯人は"レザーチャップス"を履き、拍車のついたブーツを履いていた。

連邦法執行官が捜査に乗り出す。
手がかりは床に転がっていた薬莢。南軍が使う拳銃のものだと判明。
「南軍で怪しいのはレーン・ウォルドロンだ」と決めつける民衆たち。

連邦法執行官は、レーンがピッツバーグで捕虜になったあと南軍を辞めていることやレーンの銃であるという証拠が無いため「早まるな」と民衆を止める。

が、実はレーンが分析官事務所から慌てて出てきたあと町から出て東に向かったところを目撃されていたことが判明。
レーンが南部の州に逃げ込む前に捕まえて法に従い"私刑"にしようと民警団が追跡することになる。

捕まったレーンは、キャニオンシティで純度64%の金脈を堀当てたため分析をブレーデンに依頼していただけだと言うが民警団は"私刑"を迫る。

あわや吊るされる!という瞬間!助けが来る!

助けてくれたブレット・シャーウッドを隠れ家に案内するレーン。
このブレットが"レザーチャップス"を履き、拍車のついたブーツを履いていた!こいつがブレーデンを殺害した犯人なのか?!

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ここから急にトーンが駄々下り( ゚д゚)
面白くなりそうだったのに...

分析官のブレーデンを殺したのはブレット・シャーウッドだった。ブレットが戦前に堀当てた金鉱脈の登記の名義を書き換えて搾取したのがブレーデンだったのが殺害の理由。

アラン・ラッドによるラストの一言で『アメリカ万歳映画』だとはっきりと理解したさ(笑)
アメリカが北と南に分裂していたら国が成り立たない。南北戦争終結でアメリカが1つにまとまって良かったねっていう作品だった(笑)
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