れん

トゥルーマン・ショーのれんのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.9
本人には知らされず、一人の男の人生を隠し撮りする世界中で人気のドキュメンタリー番組。
赤ちゃんの時から子供・青春時代・結婚後の生活まで本人以外は全て役者で友人・交際相手・歩く人・車の頻度、まで全てが調整され、本人には気づかれないようにされた世界。
ジム・キャリーのふざけた感じの演技と映画の世界観がマッチしてる。生活の中で商品説明と宣伝してるのに本人今まで違和感持たなかったこととか脱出しようとするとき、無理やり引き留めようとする方法、結婚相手とか友人を決め、無理やり気になる人と引き離したり、家に突撃してきたりするところも怖すぎる。
誰もが自分以外ロボットなのかもと1度は考えたことあると思うし、それを描いたような作品。
最後の選択は外の世界を知らない本人にとって大きな選択だと思うし、それでもそれを乗り越え一人の女性を愛する気持ちを優先するのはかっこよかった。
れん

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