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トゥルーマン・ショーのkuuのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.0
『トゥルーマン・ショー』
原題The Truman Show.
製作年1998年。上映時間103分。

人生のすべてをテレビのリアリティショーで生中継されていた男を描いたコメディドラマ。
主人公トゥルーマンをジム・キャリー、番組プロデューサーをエド・ハリスが演じ、ピーター・ウィアーが監督を務め、アンドリュー・ニコルが脚本を手がけた。

離島の町シーヘブンで生まれ育った男トゥルーマン。
保険会社で働きながら、しっかり者の妻メリルと平穏な毎日を送る彼には、本人だけが知らない驚きの事実があった。
実はトゥルーマンは生まれた時から毎日24時間すべてをテレビ番組『トゥルーマン・ショー』で生中継されており、彼が暮らす町は巨大なセット、住人も妻や親友に至るまで全員が俳優なのだ。
自分が生きる世界に違和感を抱き始めた彼は、真実を突き止めようと奔走するが。。。

自分が見られていると思ったことありるかなぁ?
派手やし後ろ指は指されてるかも。
自分の人生がもしかしたらテレビ番組のようだと思ったこと?。。。これはないなぁ。
余談ですが、2008年のニューヨークタイムズの記事によると、イギリスとアメリカの心理学者が『トゥルーマン症候群』または『トゥルーマン・ショー妄想』と呼ばれる、自分が知らず知らずのうちにリアリティ番組の主役になっていると思い込む現象が多数報告されているそうっす。
また、セラピーの中で、この作品に言及する人も多かったと云うし、世界にはこないなパラノイアの中で過ごす人はいるんやなぁ。

扠、今作品はってぇと、トルーマン・バーバンクがいかにして自分の人生がテレビ番組であることを知ったかを描いています。
ピーター・ウィアー監督の『トゥルーマン・ショー』は、個人的には、これまででメチャ想像力に富んだプロットの1つで、ある男(エド・ハリス)が、誰かの人生をテレビに映し出すというビジョンを描いたモンです(それはジム・キャリー演じるトゥルーマン)。
本人は気づかないうちに、やしこりゃ厄介。
巨大なセットの壁以外、境界線のない完全なリアルショー。
この完璧なコミュニティで、俳優たちが町の人々の役を演じている。
ジム・キャリーは、自分の人生について真実を知りたいと願う、混乱した保険セールスマンを見事に演じている。海で溺死した『父ちゃん』の死が、トルーマンに冒険をせず、この町に留まる理由を与えている。
せやけど、憧れの女子に会いたい衝動に駆られるばかりに。。。
彼女はある問題のために『フィジー』に移された。
トルーマンの妻を演じるのはローラ・リニー。
妻であるばかりでなく、歩くコマーシャル。
彼女が持ち帰る商品があれば、それがいかに素晴らしいかを世界中に伝えているように見える。
ノア・エメリッヒは、トルーマンの親友マーロン役。
いつも元気なこのキャラは、トルーマンが最も必要とするときに、コミックリリーフ(コメディリリーフともいう。劇や映画などで、深刻な、あるいは粛然とした場面において滑稽なエピソードを挿入して緊張を解き、緊迫した感情を一瞬間和ませること。 またそのような効果をあげる滑稽な登場人物のこと)を与えてくれる。
トルーマンの世界が崩壊しそうなとき、彼はそこにいる。 
トルーマンが友人を必要とするとき、彼はそこにいる。
マーロンは、彼の人生において、他のすべてが偽りのように思えるとき、それを現実のように見せてくれる存在。 ストーリー以外にこの映画を楽しませてくれるんは、この『町』の人々の振る舞いでした。
トルーマンがそこに留まり、出ていかないようにする方法。
誰もが日課を持ち、天候さえもコントロールされている。
冒頭のシーンで、トルーマンが目を覚まして仕事に向かうと、舞台照明が通りに落ちている😊。
それがどこから来たのか。。。彼は知らない。
でも、人生はうまくいっているから気にしない気にしない一休さんとトルーマン(一休さんはでませんので🙇‍♂️)はじめのとこは。
エド・ハリスが演じるクリストフ、通称『創造主』は、天才的かつ狂人的なきゃらで、彼の部下が24時間体制で万全を期す中、彼が作り出したこの世界は、今や世界的な現象となっている。彼は世界の頂点に立ち、何百万人もの人々が彼の創造物の展開を見守っている。
このセンセーショナルな作品は、世界で自分の道を見つけようとする男についてで、信じられないほどでした。
すべてが腑に落ちないように思えるとき、それはますます複雑になり、見る者にとんでもない思いを与えてくれる。
今作品は、ホンマ面白い作品でした。
kuu

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