こーいう未見の有名作は観ておかないと。。。
ほほぉ〜、なるふぉど。
生活の全部を24時間完全生放送されている男が、そのカラクリに気づくSFコメディ。
制作当時なら感じることの出来るメッセージ性・異常性・稀有さが、2024年の目線では残念ながら驚きが失われている。
26年の時の流れのほうがオソロシイね。
ネタバレ感想
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ラスト。
神の視点のごときエドハリスに逆らって、扉の向こうに消えるジムキャリー。
ここでリアリティショーの視聴者は歓喜の声を上げて、自由への一歩を祝福する。
この展開に一定の爽快感があり、この映画の高評価に繋がっている気がする。
しかし、エンディング最後のセリフは「番組表はどこだ?」という視聴者の声で終わる。
メディア批判を謳いながら、ラストは痛切に視聴者の嗜好性を皮肉る。
あっぱれな終幕でした。