このレビューはネタバレを含みます
2回目の鑑賞。
1回目の印象でトゥルーマンが恐怖症に打ち勝ち脱出してカタルシスになると思っていたけど、
それに加えて、子供を私物化する親としての番組ボスのクリストフからの脱却や、
ラストの警備員2人がテレビの砂嵐を見て番組表を探すシーンが、ただの暇つぶし・消費されるだけのコンテンツという認識でそれが映画を見ている私たちへの皮肉でもあると思うと、すごい面白かった。
環境や天候を操れても1人の人間の心は操れない対比も良かった。
ジム・キャリー無しでは出来なかったと思うぐらい良かった。