テトラ

トゥルーマン・ショーのテトラのネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

常識に疑問を持つことは、実はとても勇気のいることである。「この世界は自分を騙しているのでは?」と疑問がわいても、周りのエキストラたちは全力で否定する

仲間がいないということは辛いもので、常人なら「自分がおかしいのかな?」と考えることを放棄してしまうところだが、それでも証拠を集めて自分の目で真相を確かめる姿は、16世紀に天動説を否定したコペルニクスのようだった

こういうストーリーはとても好き。自分がショーにされていたら気が狂ってしまいそうだが、トゥルーマンという明るい性格の人間だから出口を見つけられたし、多分外の世界でも新たな人生を築けるのだと思う

それにしても出口から出ていく場面、知らんオッサンが「初めてよちよち歩きした時も見てたよ〜」とか言ってたらマジでキモいと思う。完全にセクハラ
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