肉寿司

トゥルーマン・ショーの肉寿司のレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
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コメディとは感じなかった
むしろ気持ち悪くも
俺たちの生き方って、本当に主体なのかな?誰かによって作られたものでもある→社会で生きるから
幸せとは何か?→人によって違いがある。答えがない中で自分なりの答えを作り出す。勝手に社会で決められた幸せを押し付けているのは違う。

幸福を捉え直していく

◎篠原拓也(2017)「社会福祉学における人権の特質と位置」『社会福祉学』57(4), 1-13
主題:社会福祉学に通底する<人権>観の特質を見いだし, また社会福祉学における<人権>が人権論において
対象:
方法:

2. 福祉理念と人権
⚪︎人権の多義性
・社会福祉学として人権論を整理したことはない→一定の特質と位置を見定めよう
・傾向として実定法もしくはその前の形態として<人権>を捉えそこから導出される実体的な権利群の実現を追求する研究群がある
→人権を実定法化させていく過程に関心を持つ
・福祉思想・福祉哲学の立場からより直接的に<福祉の理念>の互換的概念として<人権>を捉える傾向がある
→実現されるべき人権そのものの説明に関心を持つ
・人権・・・人間の共通の価値に関する信念の表現であり, 援助実践の共通の理念であり, また諸活動において我々が対話の席につくことや対話を進める条件に関する共有されるべき政治的価値基盤でもある2-3

⚪︎共有された<福祉の理念>としての人権
・社会福祉学者はその信念から伝統的に<福祉の理念>と<人権>の意味が重なるように観念してきた
①幸福は個々人によって異なるものであっても, 幸福追求の諸条件は一定の内容と水準をもって保証されなければならないという信念である3
・ケイパビリティ
②この世界の”最後の一人”をも含めた全員が等しく幸福追求のための諸条件を保証されなければならないという信念3

まとめると
理念1・・・人間の尊厳(の保持)
→中枢的価値
理念2・・・人権(の保障)=生存権および幸福追求権(の保障)
→理念1を目指し仮託されたもの
→社会福祉学における<人権>とは確かに憲法等の記述を用いているが, それは<福祉の理念>の観点からみて有益だからである4
理念3・・・QOL, 自由, 当事者主権など
→理念2の内容理解のための, 社会福祉学者において分析・分節化された語彙群

・社会福祉学における<人権>とは, 尊厳のある生を目的とし, さまざまな<福祉の理念>との参照, 評価によって柔軟に, かつ改良的に言及されることを想定するものなのである4

3.生存権と幸福追求権を中心とした人権
⚪︎生存権中心の人権観
・生存権が社会福祉の核心
・生存権だけでなく、幸福追求権や法の下の平等も←政府が生存権を文字通り最低限度に抑えうるため
・社会福祉学における<人権>は全体として生存権・幸福追求権を基軸とした<福祉の理念>を基準にしており, それと実定法レベルの諸権利との相互参照および改良要求が図られる5
⚪︎「権利としての社会福祉」論について
・「権利としての社会福祉」論の場合, <人権>は理念かされた生存権を起点な石中心とした<福祉の理念>の文脈に近接しているということ5

4.福祉の理念としての人権
肉寿司

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