このレビューはネタバレを含みます
●思ってたのと違った。まさか泣かされるとは思わなかった。
●『ジム・キャリーが出てる=コメディ』って先入観があった。
● 実は、『与えられた人生をそのまま受け入れることは容易だ』等の劇中のセリフからも受け取れるように『風刺』というか『社会的なメッセージ性』が強い作品。
●ピーター・ウィアー監督が『いまを生きる(1989)』を撮ってた人と知って納得。
●藤子・F・不二雄の短編漫画を読んだような感じ。
●ラストの『世界の端に突き当たる→階段を登る→創造主との対話』の辺りは、芸術性すら感じる。
●『変わりたい。でも変われない』『今のままで良いんだろうか?』…と悩んだり躊躇ってる人の背中を押してくれる作品。
●個人的には「ああ、このタイミングでこの作品に出会ったか!」と、何かの縁を感じた。
●私だったら、メリルの『業務上の見せかけの愛』に流されてるところ。
◎名言…
トゥルーマン『みんな偽物か?』
クリストフ「君は本物だ」
…のやり取りは、『セリフとそれを発する人の組み合わせ』が、なかなかに秀逸。