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トゥルーマン・ショーのayapanのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.1
まさかあんなドーム状の巨大セットで30年も暮らしているとは!!イクスピアリの天井みたいなもんでしょ?もっと本格的か!陽の光も雨も風も人工的なものだったなんて。。。トゥルーマンよ、本物の自然とは比べものにならんくらい偉大だよ。

親も奥さんも、親友までもみんなスタッフ!!親友はビールの宣伝してるし、奥さんもココアの宣伝してるし!ココアの時は不自然で笑った。
「新製品のこの『モココア』をお試しあれ。ニカラグアの大地で取れた天然のカカオ豆を使ってて最高の味よ。人工甘味料は入ってないわ。」

世界の果てで、ゴンっ!とぶつかるなんて、シュールだわ。。。イッツアスモールワールドみたいじゃないか。。。

トゥルーマンはクリストフ監督の子供だったりして。


自分の生活がどこかで撮影されているんじゃないか。この世界は本物なのか?そんな風に感じてしまう事を、トゥルーマンショー症候群というらしい。


エンディングがねぇ、いつものあいさつ、
「会えない時のために、こんにちは、こんばんは、おやすみ、それじゃぁ」
ってね。騙されていたという怒りがあるだろうに、笑顔でトゥルーマンは演技をしてくれた。最後のあいさつは、長い間ご視聴ありがとうございました。的なあいさつ。
そして、あのシュールな空模様のトビラの向こうへ。

恐ろしい設定だし、よくよく考えると重い話じゃん!てなるけど、ジムキャリーのコメディタッチな演技のおかげか、ハッピーエンドと思ってしまった。。
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