正直ハラハラドキドキワクワクして観る映画ではない。けど引き込まれて最後まで観てしまった。
本作中何か大きなイベントがあったか?と言われると思い出せない(笑)
自身どちらかと言えば街育ちだけど両親の関…
緑と日差しの柔らかさが素敵
映像がちゃんと映し出していると思うのに、きちんと見ていても物語の内容が朧げ。まるで光の中に消えていく主人公たちの視線の先みたいだった。家族だけど恋心が芽生えてしまった3人…
深い山々に囲まれた日本の古い家屋を舞台に、アングルやフレーミングでそれだけで見ていられる美しいショットが次々にあらわれる。地域の人々の顔も自然に魅力的に映っていて、その土地の記憶、記録としてもまた儚…
>>続きを読む27歳にしてこの作品を撮った河瀬直美監督の才能に嫉妬してしまう。
美しくも穏やかな時間が流れているなかで起こる家族の離散。
それでも、変わらなく美しく光り続けるものがある。
吉野で生きる人々の…
Filmarksの評価が低くて驚いたが個人的ベスト級の作品。
入りから完璧で、初夏の森の美しさには目を瞠る。特に食卓から重畳たる山々を臨み、窓から爽やかな風が流れ込んでくる風景には、ロケ地の妙とし…
河瀨直美の映画といえば湯気だ!と言いたくなってしまうような(他に『あん』でしか見た覚えがない)柔らかな湯気の捉え方に唸る。そしてそれは延いては光の演出なのだろう。
(題材としても)小津的な日本家屋に…
#35 女性映画人大会
ひさびさに観たが、すでに筋がわかっているので、今回は、説明過小の部分も気にならず、ゆったりと観られた。
平凡な表現だが、とても「いい映画」。
初めて観たときは、時折挟まれるド…