なんか破れかぶれな映画だな。
いま見ると演出がすごい。時代のせい?
望遠鏡、ボイスチェンジャー、出刃包丁。
時代を感じさせるアイテムが多数…
最後、萬田久子と黒木瞳がご乱心の格闘シーン?は、スローモーション入ってて、ちょっとタランティーノの「トゥルーロマンス」のラストを思い出した。
あと、水を出しっぱなしにするの好きだな、この監督。
黒木瞳さんも、この辺りの作品からキャリアをスタートさせて、よく今の地位を築いたものだとなんだか感心してしまう。エンディングの歌謡曲は自ら作詞して歌っているが、あの役を演じた上で、最後に歌ってしまうのか。全体的にカオス。
よほど黒木瞳ファンでないと、なかなか最後までは観れないと思しき一本。