Trickytheater

ポチの告白のTrickytheaterのネタバレレビュー・内容・結末

ポチの告白(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これはエグい。全く3時間という長さを感じないほど集中して見れた。3回も見てしまった

昭和40年代くらいの映画かと思ってたら2006年の比較的新しい映画だった。
江戸時代の時代劇の悪代官見てるみたいだった。

冷めた目で大人を観察してた人間なので、現実はこんなものだろって思いながら正義ヒーローものは見てます。
どいつもこいつも反吐が出そうなほどまーっくろ。そんな中でまっ白く生きるのは苦しいでしょうね。

まともな神経な人間ならトップになれんでしょうな。良い意味でゴリゴリのサイコパス要素がないと。知らんけど。

菅田俊の演技半端ない😳日本でも希少な身長187センチでガタイもある高身長イケメン俳優
適役過ぎる。

終盤は迫真の狂気、野村宏伸の圧倒的存在感
故郷、ルーツの飴の缶を捨てた時、日本人として生きていく決意と祖国に別れを告げる決心と覚悟の意味だろう。。

「商売やって何が悪いってんだ!」

どんなホラー映画よりも怖かった🥺平和主義アホで良かった🥺

本当に真面目で一生懸命で親切な人いるからこれは悲しいというか残酷というか残酷複雑

主人公武田八生の最初が正義心忠誠心誠実だけあり、最後辛いふざけたもん勝ち


組織の中で1人の人間が全責任を負わされ精神が壊れていく様は見るに耐えなかった。。。

(傍聴人より)