フレッド・アステアのステップは、何でこんなに心が躍るんだろう。
軽やかで縦横無尽、無造作なようでいて、そこしかあり得ないと思えるほどピッタリ当てはまっている。幸せ。
『ザッツ・エンターテイメント』の高揚感といったら!!
俳優たちがエンターテイメントの真髄を高らかに歌い上げる姿に、泣きそうになってしまった。今、エンターテイメントが陥っている状況を考えると、余計に胸に刺さる。
あと三つ子のナンバーが凄くて思わず拍手しました。種も仕掛けもわかるのにやっぱり凄い。
オークションの場面から始まるのは『オペラ座の怪人』を思い出したし、公園のダンスは言わずもがな『ララランド』だし、偉大な作品です。