てれ

バンド・ワゴンのてれのレビュー・感想・評価

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)
4.5
初めてのフレッド・アステア。小柄なのかな、と思ったけれどタップダンスの足さばきはとにかくカッコいい。動く芸術。そしてヒロインのシド・チャリシーの体が本物のバレエダンサーで美しかった。細くて強い。
本当にこの時代の映画って魅せ方が凄い。特に音楽の使い方が上手。
最後辺りの劇中劇はマイケルジャクソンのスムーズクリミナルの元ネタらしい。もともと私はマイケルファンなので、衣装もシチュエーション的にもそっくりだということに心躍りました。楽しかった。

個人的には演出家のリリー役、はつらつとしたナネット・ファブレイさんが好きでした。歌声が威勢良い。
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