第二次世界大戦の終結。
サイレントからトーキーへ。
そして、コメディからシリアスへ。
歴史の節目を縁取る貴重な作品。
相も変わらず事前情報無しで臨んだので、“笑える要素”が無いことを知りませんでし…
ディケンズが小説の中で読者に話しかけるように、チャップリンも映画の中で観客に視線を投げる。そのちょっかいもハネケのような挑発的なものではなく、受け手と仲良くなりたいと思っているかのよう。これこそ、彼…
>>続きを読むコメディアンが殺人鬼を演じるのに抵抗はなかったのかな。といっても残酷なシーンは一切ないけど。
所々くすぐりは入れてくるけど、純然たるコメディではない。殺人を続け金儲けをする人の話だけどサスペンスで…