このレビューはネタバレを含みます
女の人の毒殺をやめたシーンは印象的。女の人はその後お金持ちになり、親切は必ず返ってくるのだ!というど鉄板な展開かと思いきや。
車で逃げられたというのに、男はワザと見つかるようにその場に残った。自ら処…
こういう詐欺師はいまの世の中にもいるけれど、はたしてアンリ・ヴェルドゥは時代が生んだ悲劇の人物なのだろうか。前半は比較的コミカル、世界恐慌とヒトラーの台頭から雰囲気も変わってくる。最後に社会的なメッ…
>>続きを読む赤狩り。チャップリンのキャリアひいては人生のターニングポイントとなった今作。
しかし、それは置いておいて、やはりチャップリンのブラック・コメディの才能は鋭すぎる。
2024/04/27 1回目
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初めてのチャップリン作品として鑑賞。大金目当てで中年女性を次々と殺害していく男をチャップリンが演じるブラック・コメディ。
正直チャップリンに感じていたイメージ
と大分異なり、コメディ要素が薄く、な…
妙齢のブルジョワ女性を騙し殺すことで大金を得ていた男の話
チャップリン作品の中ではかなり後期に位置し、「喜劇王」と呼ばれた氏の中でもかなり異色の作品
殺したといっても明確にショッキングな描写は少な…
1人殺せば悪党で、100万人殺せば英雄
数が殺人を神聖にする。元銀行員で札束を数えるのが異様に速いヴェルドゥの"事業"は、小金持ちの中年女性を殺す青ヒゲ殺人…。恐慌によるクビから鞍替えを余儀なくさ…
不況の煽りを受け30年勤めた銀行をクビになった男が、妻子を養うため裕福な中年女性たちと重婚しては次々殺し、大金を奪う話。
途中退屈に感じるところもあったが終わり方が良かった。あと元銀行員の主人公は…