チャップリンは心優しい愛の人のイメージだけど、その愛が高じて世の中の「非愛」を告発しているようだ。人殺しの道具を作る軍叙産業は大いに栄え、世の中のひずみを正そうとする考えは「アカ」として糾弾される。…
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個人間の殺人というミクロな話を国家間の戦争というマクロな大量殺戮に繋げて風刺していくスタイル
一人殺せば殺人だが百万人殺せば英雄なのか、戦争に比べれば自分は殺人者としてアマチュア、…
予備知識なしでの鑑賞。
"殺人"という人間の愚かな行為に対し強烈な風刺をしているブラックコメディ。
人間の罪と罰について考えさせられる秀作。
チャップリンがものすごい速さで紙幣を数える様子が印象的。
笑った顔の化粧をして心は泣いているピエロのような主人公を(当時の)現代風にもっと多層的に描いた作品。連続殺人犯としての狂気度は結構高いのにチャップリンがその他のシーンを魅力的に人間的に演じるおかげで…
>>続きを読むどうしてもチャップリンに感情移入してしまうので悪人なんだけど、どうにか切り抜けてほしいと最後まで願ってしまった。痛烈な反戦論もってくるとこも"らしさ"あったな〜。トーキーだしコメディ要素もほぼ無しで…
>>続きを読む日常であれば当たり前のように裁かれるのに戦争となるとそれを上回る大義が出てくるのは何故か。
わかりやすい戦争に対するアンチテーゼ。
直接的に殺すシーンがないのも機械で大量殺戮することに対する比喩な…
ブックオフでまさかの\250で売ってたので即買い。戦争批判が全面に押し出されているのかと思いきや、ラスト15分までそのような主張が一切見られなかったのが意外。さらに意外なのは、いつものチャップリン独…
>>続きを読むオーソン・ウェルズのアイディアを元にチャップリンが手がけた名作。
"Wars, conflict - it's all business. One murder makes a villain; …