このレビューはネタバレを含みます
先に観た『独裁者』とはテイストがやや違っていて、現代のドラマにより近い感覚で鑑賞。
殺人鬼が主人公ということで、こわい気持ちもあったけれど、直接的な表現がなく、心のダメージがそこまで大きくならずに済…
傑作でした。今回チャップリン作品を見るまではチャップリンは「独裁者」で有名な喜劇王だと思っていました。今作はその喜劇王的一面だけでなく、監督チャップリンとしてどのようなメッセージを私たちに伝えたいか…
>>続きを読む90%シリアスだった。すごくモダンな話で、全然古びていない。不況になって人の心が荒み、ままならぬことと人を殺す。1人殺せば悪党で、100人殺せば英雄か。そもそもモデルとなったアンリ・デジレ・ランドリ…
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純粋で一生懸命だけどちょっと抜けたとこがあるような今までのチャップリンの映画の主人公とは真逆な、女性を騙して殺し金を稼ぐ狡猾な男が主人公。
もうこの時点で今まで見てきたチャップリンとは全然違うチャッ…
チャールズ・チャップリン監督 ユナイテッド・アーティスツ 吉祥寺アップリンク
フォーエバー・チャップリン
多少は観ているチャップリンの作品で観たつもりになってたのがこの作品です。でも、…
Wars, conflict - it's all business. One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify.
…
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再投稿。
死刑台へ向かうヴェルドゥの後ろ姿にチャーリーの姿が重なる瞬間は幻ではなかった。『モダン・タイムス』のラストと本作のラストをくり返し何度も比較してみるとよくわかる。
ヴェルドゥとチャーリ…
祝900本目は、「チャップリンの殺人狂」
チャップリンが悪役を演じるなんて!と驚いた。ただ背景には愛が。
そして昨今の戦争が起きている今に響く言葉が。時代は巡るんだな、と。
モノクロだとどうしても脚…
表現するという行為は、観察と要約から成り立っている。誰もが見落としている真実に焦点を当てて、誰もが分かるように編集することを言う。たとえ、チャップリンの映画から放浪紳士が姿を消したとしても、運動から…
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