チャップリンのトーキー映画。
恐慌時代に家族のため、中年女性を24名殺害し保険金を取っていった男を喜劇として描く。
前作「独裁者」がチャップリン初のトーキー映画で大ヒットし、その流れで製作し…
「確かに冷たい世の中でとても醜いけど、親切が美しくするわ」
なにあのお札の数え方!(*'▽')はえー…。
長年勤めた銀行を解雇複数の女性と結婚し、金品を奪うチャップリン。
「大量殺人は世界が…
間違ったやり方だとは分かってはいたのだが、生きていくため、家族を養うために許されない事をやり続けるのだが、ただただ残忍な殺人鬼にならないところが流石のチャップリンで、ちゃんと誰にでも分かるようなコメ…
>>続きを読む不況の煽りを受け、銀行をリストラされたアンリ・ヴェルドゥ(演:チャップリン)。彼は家族を養う為に、裕福な女性をそそのかし、金を奪い殺害することで生計を経てるのであったー
冒頭の物語解説から分かるよ…
それまでのチャップリン作品とは違い、喜劇感は薄く比較的シリアスな作り。「1人の殺害は犯罪者を生み、100万の殺害は英雄を生む。」の有名なセリフがあるラスト10分は映画史に残る名シーン。
作品を通し深…
このレビューはネタバレを含みます
映画「ひろしま」の中に、こちらの映画を引用している会話があったので、10数年ぶりに鑑賞。
当時は、他の作品と比べてコメディ要素が控えめであまり印象に残らなかった。
第二次世界大戦の影響や、長年組ん…