ダイゴロウ

チャップリンの殺人狂時代のダイゴロウのレビュー・感想・評価

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)
3.7
初めてのチャップリン作品として鑑賞。大金目当てで中年女性を次々と殺害していく男をチャップリンが演じるブラック・コメディ。

正直チャップリンに感じていたイメージ
と大分異なり、コメディ要素が薄く、なかなかにシリアスな内容であった。
(笑えるシーンも多いけど、やってることがえげつないから笑えない…。)

最後にあまりにも有名な反戦的メッセージが述べられる作品で、ソ連とバチバチだった当時のアメリカの赤狩りによるチャップリンの追放に繋がった作品である…。

途中の力強いマダムとの攻防?がなかなかに楽しかっただけに、再登場を期待してしまった。