コメディ オブ マーダーとタイトル出るが、笑えるコメディではなかった。
ブラックコメディよりかな。
ストーリーは淀みなく転がり、チャーリーの芸達者なとこも見せてくれる。戦場や戦争を喜劇化し、殺人ま…
このレビューはネタバレを含みます
ドジっ子チャップリンが
重婚と殺人を繰り返して死刑になる話。
物語が始まる前に殆どの犯罪は済んでいて、
殺害シーンはほぼない。
ターゲットに同情するわ鈍臭いわで、
よくもまあそんなに殺せたなと思え…
フォーエバーチャップリン チャールズチャップリン映画祭@角川シネマ有楽町
24日まで計11プログラムを日替わりで
有閑マダム殺人鬼のチャップリンが身の上話を聞いて取り止めた女性のその後は…
何た…
不況のため30年間勤めた銀行を首になった男が、金持ちの婦人たちに近付き金を奪うために殺害して行く物語。コメディ色はあまりなくシリアスな内容で、裁判で発言する戦争などの大量殺人告発のメッセージを述べる…
>>続きを読むコミカルながらシリアスなメッセージのあるチャップリンの長編。
連続殺人犯である男の裁判での言葉。
「戦争の殺人兵器は日々作られているのに、それは罪には問われない」(ニュアンス的にそんな感じ)が皮肉…
チャップリンは心優しい愛の人のイメージだけど、その愛が高じて世の中の「非愛」を告発しているようだ。人殺しの道具を作る軍叙産業は大いに栄え、世の中のひずみを正そうとする考えは「アカ」として糾弾される。…
>>続きを読む195(146)
個人間の殺人というミクロな話を国家間の戦争というマクロな大量殺戮に繋げて風刺していくスタイル
一人殺せば殺人だが百万人殺せば英雄なのか、戦争に比べれば自分は殺人者としてアマチュア、…
【チャップリンの想い】
「一人殺せば悪人、100人殺せば英雄」
あまりにも有名なセリフだけれども、これが一人歩きしすぎで、この作品に込められた様々なメッセージや、チャップリンの他の想いなど見逃し…