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僕の村は戦場だったのTaTのレビュー・感想・評価

僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)
4.1
戦争で全てを失い戦争に取りつかれた少年の異常な執念と対称的に描かれる本来の姿。誰一人として直接的な死は描かれない。けれど、晒し者にされる死体、最後の少年の写真に戦争の陰惨さを思い知らされる。

白樺の林、射し込む光、海岸を走る少年と少女。美的感性を震わせてくれる映像はタルコフスキーならでは。そして水を扱わせたらやはり唯一無二。
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