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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴンの3104のレビュー・感想・評価

3.7
子供が一切出てこない異色作。
その事も影響してか、わりと硬質な作りになっている。
この路線で行けば(興行的にはいざ知らず)、後世の評価もまた少し違ったものになったのかもしれない。
ガメラ、バルゴン共に動きのぎこちなさがかえって「生物っぽさ」「何を考えているかわからない感じ」を醸し出している。これはゴジラシリーズでいうとヘドラに似ているか。
あとやはり、60年代後半までの怪獣映画は「軍隊色」「戦後色」の強さ故の魅力がある。
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