ぴよまろ

ラスベガスをぶっつぶせのぴよまろのレビュー・感想・評価

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)
3.4
ラスベガスで実際に起きた事件をもとにした作品。MITの学生と教授たちが、カジノでは禁じ手とされる、ブラックジャックのカードカウンティングという手法を使い、荒稼ぎを企むという、チームクライムもの。

カードカウンティングは、場に出ているカードから、残りの枚数を数えて、確率論で勝負をするという手法で、やっていることは実にシンプルなので、細かいルールは分からなくても、見ていてハラハラワクワクさせてくれました。特に前半はテンポよく夢が広がっていく様子が描かれ、後半は友情と恋愛のドラマがメインとなるため、物語の上がり下がりの分かりやすい、エンタメムービーでした。

最後の決着のさせ方が、最高にオシャレ。王道ながら、きちんと期待に応えてくれる描かれ方と、それを良い意味で裏切ってくれるのが、最高です。冴えない友人たちも巻き込んでのハッピーエンドも、観た後も気持ちよいです。

期待通りの展開で、きちんと楽しませてくれる、エンタメ作品でした。

ウィナー!ウィナー!チキン・ディナー!!
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