この監督の『小さな中国のお針子』が大好きで、しかも百合ものとあってすごく楽しみに見ました。
最初に２人が結ばれた、植物園のシーンは良かったなあ…
けど、現代ならともかく、あの時代２人はどうやって生きてくつもりだったんだろ？結局は、父の世話になるか偽装結婚しかないんだし、もっとうまくやりなよ、とハラハラした。アヒルの足ぐらい出してやりなよ。恋する2人が、あまりに相手しか見えてないので、どうかと思いました。
２人に関わる男性陣もいかにも男尊女卑という人たちだったし、そんな中でうまくいくと思ったのか。もう後戻りできないぐらい思いは強かった、ってことでしょうが…。
植物園のむせかえるような緑や、東洋医学風植物の知識、音楽などアジアンな雰囲気は良かったですが、中国っていうよりアジア（と思ったらロケ地はベトナムでしたか）。
