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中国の植物学者の娘たちのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)
3.0
1976年の唐山大地震で両親を亡くし孤児院で育ったリ・ミン(ミレーヌ・ジャンパノワ)は植物学者チェン(リン・トンフー)の家に住み込みで勉強する事になった。
チェンには娘のアン(リー・シャオラン)が居て、いつしか2人は女性同士だが惹かれ合う関係になってしまう。
そんな2人の間を知らないチェンは軍人の息子タン(ワン・ウェイトン)にミンを結婚相手に勧めた。
拒否するつもりだったミンだが、タンと結婚する事によりアンとずっと暮らせると思い結婚を承諾するが・・・。

同性愛のラブストーリー。
ヌードはあるがそれより映像がとても美しい。
水墨画になりそうな中国の田舎が素晴らしいんですよねぇ。
そういう田舎だからこそ、2人のただならぬ関係が明るみになった時に地獄が待ってるというか…。

しかしどうしても男目線で見てしまうが、お兄ちゃんの立場からしたら冗談じゃないよな〜。
ひどい偽装結婚でしょ?
そんなお兄ちゃんへの同情は抱かせないように残酷なシーンもありますけどね。

ラストは非常に切ないものです。