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無防備都市のryoのレビュー・感想・評価

無防備都市(1945年製作の映画)
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アマルガムとしての『無防備都市』。笑いあり、驚きあり、感傷なし。完全にラスト・ショットを忘れていたが今回ばかりは脳裏に焼き付いた。神父が銃殺されこどもたちが剥き出しの街へ歩いてゆく。絶望と希望がごちゃごちゃと混ざったような、むしろ両者が未分化のままぽいと放り出されたような。結末の印象は凄絶だが具体的には何が起きたかうまくまとめられない、がロッセリーニの徴?
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